地方生活を快適に過ごすための徒然日記

地方の視点で様々な雑感を綴ります

地方が直接海外を相手にする流れに

どうも、

先日のワールドビジネスサテライトで、福岡の地銀が地元企業の海外進出を支援している特集が組まれてました。


地方から直接世界へ:ワールドビジネスサテライト:テレビ東京

印象的なのは、西日本シティ銀行の会長さんが、「東京からいい加減な情報が入ってくるので、これからは直接海外とやる!」 と力強く宣言されていたことです。

福岡は、地政学的にも東京よりアジアの玄関としては向いていますし、経済圏も確立してますから、直接やる環境が整っていると感じました。

うちの地元の地銀の場合も、一部、たしか台湾相手でしたが、バイヤーとの商談会を開いて、やはり直接やろうとする取り組みもしていたと記憶してます。ただし、規模としてはこの福岡の例ほどの力の入れようではなかったと思います。

それでも、海外向けに特産品を輸出するということについては、地方のほうが東京より可能性をひめているのは間違いないのではないでしょうか? 都市や観光地としての魅力は東京には遠く及ばないですが、農産物を含む名産品ということになれば、地方が競争上は優位な立場にあります。

その意味で、海外との交通手段がどれだけ整っているのかという点が重要になりますが、福岡は良い環境が整っていると思います。うちの地元の場合は、一部地域とは船舶の航路が整っていますので、そこを利用していくのもひとつの手ではないかと思います。

地銀が地元中小企業の海外進出の支援をするのは、お互いにwin-win の関係になりますから、今後注目すべき分野になりますね。

名産品とか物産を起点にして人的交流が生まれれば、交流人口増加の可能性もあると思うので、ターゲットとなる地域をきちんと決めて、受け入れ体制を早くから整えるような先見性も必要になるはずです。

地元では普段、海外の人をあまり見かけることがないですが、異文化との交流を待ち望みたいと思います。


今日はここまで。