地方生活を快適に過ごすための徒然日記

地方の視点で様々な雑感を綴ります

北陸新幹線開業はインパクトが大きい

どうも、

今日は北陸新幹線の開業日ということで、地方にとっての新幹線の意味について考

えてみたいと思いました。


北陸新幹線スペシャルサイト

東京↔金沢間が最速で約2.5時間というのは、もはや日帰り圏内と言っても過言ではないはないですよね。東京から見れば金沢がぐっと近くなったと思います。

よくストロー効果ということで、中央に吸い寄せられるということが言われますが、またその逆もありきなわけで、2.5時間程度の移動時間であればビジネスでも観光でも交流人口が増えることで地方にもたらされる効果は大きいと思います。

今回の北陸新幹線は、車両のデザインや駅舎についても和の伝統を入れた作りになっているようですので、インバウンドの観光客にも受けるのではないかと思います。

やはり手頃な移動時間というのは重要なポイントですから、路線が伸びた受け入れ側が何を売りにして勝負するかで地方とは言え十分に人を惹きつける場所になり得ると思います。

これでもし地方への本社移転とか、バックアップオフィスの開設とかにつながれば、ビジネス面でも地元経済への波及効果は大きでしょうから、金沢は本当に良いポジションにつけたと思います。

上越新幹線の時は、少し無理矢理感があったので、新潟が発展したかというと疑問な面はありますが、さすがに今度は知恵を絞ってくるでしょう。ちなみに個人的には大学が新潟だったので少し新潟事情にも詳しいのですが、電気大手なんかは新潟に子会社を置いて、東京の仕事を下請けに出すとか、東京で人が足りない時は新潟から人を呼ぶなんてことをよくやってましたね。

そう考えると東北の日本海側は移動時間ということで言えば、残念ながら不利な立場にあると言わざるを得ません。4時間もかかるようでは簡単には移動できないからです。こういうところは、ビジネスで勝負するのではなく観光振興で勝負したほうが良さそうです。来年度には北海道新幹線も整備されますがこれも観光振興でしょう。

それにしても、新幹線が高速道路と同様に地方に延伸されることで、日本国内の移動手段は多様化していますし、地方と東京の距離を縮めるのに多大な貢献をしていると思います。

3時間以内であれば、ビジネス面・観光面 両方での貢献。3時間以上であれば観光振興での活用というのが新幹線のもつ意味ではないでしょうか。

今日はここまで。