地方創生とは地方間の競争ですね
どうも、
日経ビジネスのオンライン版で、興味深い記事が掲載されています。
地方創生、「主役は地域」の甘くない未来図
政府の本音は「脱・横並び」
地方創生、「主役は地域」の甘くない未来図:日経ビジネスオンライン
「自ら考え、真剣に取り組む自治体がさらに勢いを増し、やる気がない自治体との格差が開いていく。今回の地方創生の先にあるのは、そうした厳しい姿かもしれない」。ある政権幹部はこう漏らす。
というコメントに象徴されるように、地方創生とは各自したいでの競争となることは、自分のブログでも書いてきたいことだと思います。
記事によれば、政府の支援は
1. 地域の経済活動の現状を知るうえで有効なビッグデータの提供などの「情報支援」
2. 国家公務員の小規模自治体への派遣などの「人的支援」
3. 新たな交付金措置などの「財政的支援」
となっていますが、財政的支援はいつまでも続かないだろうとの見立てで自分も全く同意です。
さらに言えば、情報支援はシステムになるので、使い勝手がひどくなければある程度活用されると思いますが、人的支援に関してはやる気が無い自治体ではしぼんでいくと想像します。
格差が広まれば、情報支援のビッグデータ分析システムは残酷な現実を晒すことになりますね。
なんとなく、地方創生というと、地方の活性化とか支援に力を入れていると見られがちですが、現実はこの記者さんが書いてある通りで、地方間の競争を促す ということだと思います。
ホント、地方の首長さんには、地元にある様々な資源をいかに活用していくのか、経営手腕が問われる時代になりました。
さて、うちの自治体は生き残っていけるか。。
今日はここまで。