地方生活を快適に過ごすための徒然日記

地方の視点で様々な雑感を綴ります

地方では高齢者to高齢者のビジネスもありだと思います

どうも、

地方はいくら生活費が安いからと言っても、やはりある程度は稼がなくてはなりません。ですが、「若者に雇用の場を」っと声高らかに訴える政治家は多々いますが、「高齢者にも安定した雇用を」という人はなかなか見かけません。

ただでさえ地方創生の号令のもと、都市圏を含む地方間の競争は始まったわけですが、まずは元々いる高齢者や中高年の雇用がしっかりしなけれれば、その先にある若者の雇用というところにはなかなかたどり着けないのではないかというのが、地方に生活している中年からみた実態です。

うちの事務所が入居しているビルのミーティング・ルームでは、東京のタクシー会社の面接とか自動車製造関連の仕事の面接が定期的に行われていますが、見かけるのは若者ではなくてほとんど中高年です。それだけ地元では稼げないので仕事を探しているということでしょう。

これまでの記事でも書いてきましたが、行政や商工会議所が主体となって起業支援の勉強会が開催されたり、起業に向けた支援体制(らしきもの) も構築されていはいますが、そもそも起業に向いてない人もいますし、地元だけ相手にしてのでは市場が小さすぎて(対象顧客が少なすぎて)商売をやっていけるのかが疑問です。特に中高年になると起業に腰を上げるのが難しいと思います。

自分も将来を考えると生きる道を考えなくてはならないかなぁと漠然とした不安にかられることもあり、中高年の起業本とか読むこともありますが、やっぱり地元市場の小ささに躊躇するんですよね。。

ご参考までにこの前読んだ、中高年向け起業本はこちら

 

50歳からの個人起業でもう一花咲かせたいときに読む本

50歳からの個人起業でもう一花咲かせたいときに読む本

 

 

 

 


そんな今日中気になった記事はこちら

www.sakigake.jp

秋田県の事例ですが、高齢者を積極的に雇用しているようです。どの程度の賃金なのかはわかりませんが、少なくとも雇用をしているという点では賞賛されるのではないかと思います。特に秋田県あたりだと高齢化率が30%以上でしょうからそこに労働者市場があるのは間違いありません。

高齢者に働いてもらうというのは、社会と関わりを持つことで孤立を防ぐという意味でも大きいと思いますし、田舎なのでコミュニティーは密だと思いますが、さらに踏み込んだ社会生活というのは働く側も意欲が湧くのではないでしょうか。

こういう事例を見ると、高齢化の進んでいる田舎では、CtoCならぬ高齢者to高齢者のビジネスとかいろんなパターンを考える必要があるのだとあらためて実感します。もっと知恵を出していかないといけないですね。


今日はここまで。