地方生活を快適に過ごすための徒然日記

地方の視点で様々な雑感を綴ります

自分たちが楽しむのも地方活性化では

どうも、

日曜日の昨日は地元で様々なイベント事が行われていたようで、地元民関連のフェイスブックには、イベントを楽しまれている方々の写真やコメントが多数アップされてました。

いずれも、中心市街地活性化を目的とする関連団体のイベントでしたが、普段接する知人たちが、いつもの顔ぶれで街歩きをしたり昼酒を飲んだりと楽しそうな様子でした。

この頃強く思うようになったのですが、地方活性化を語る上で地元民が地元を楽しむという感覚は大事なのではないかと思います。個人的には地域外からの交流人口を増やして外貨を獲得するのが地方活性化ではないかという基本的な考えは持っていますが、「なんかあいつら楽しんでいるな、おもしろそうだから行ってみよう」というような流れもアリなのではないかと思えるようになりました。

お祭り事や伝統行事といったものは、その地元に行かなければ楽しめないものですが、それと似たような経験をしてもらうには、いろんなイベントを通じて、あそこへ行くとすごく楽しそうだと思わせるのも活性化策のひとつだと思います。

このブログを始めた頃には、イベントばかりの地元を疑問視していた時期もありましたが、やるなら徹底的にイベントをやることで賑いを作るのもひとつの進む道ではないかと感じます。お祭り事が好きな気質の集団であれば少なくとも一世代は続くとは思いますが。

その一方で、イベント事ばかりしていくと、そのイベントの実行主体がいつまで精力的に運営していけるのかという問題点がありますし、うちの地元でも約20年ほど前に始めたイベントがサポートスタッフの老齢化に伴い実働部隊が減少し、いつまで続けられるのかが毎年議論となっているものもあります。このイベントは地元民が楽しむという目的に加えて近隣自治体からも集客をする力のあるイベントですので、実行主体はなんとか続ける努力をしています。若手が台頭してこないので中高年の方々が主体となって努力をされていますが本当に頭がさがる思いです。(実行主体の方々は楽しめているのだろうか?)

とにかく、大掛かりなイベントではなくとも継続的に"なにかやって楽しんでいる"と外部の人に思わせることが身近な地方活性化で、これなら市民活動団体主体で市民参加型でできそうですね。

うちの地元も、そういったイベントを行うときの核となる拠点も出来て来たので、来年度はどんなイベントが実施されていくのか楽しみにしています。


今日はここまで。