地方生活を快適に過ごすための徒然日記

地方の視点で様々な雑感を綴ります

ITで日本酒の製造を支援するのは今後のトレンドに

どうも、

最近の日本酒はさすがジャパンクオリティといいますか海外でも大人気ですね。国内でも日本酒乾杯条例なるものを作っている自治体も数多くありますし、ここにきてマーケットがますます盛り上がっているのではと感じます。

こちらの記事が気になったのですが、

 

最高の酒に杜氏はいらない 「獺祭」支えるITの技  :日本経済新聞

80年代に人工知能が出始めの時目指していたのはこの例のように職人技をいかにコンピュータに代行させるかということであったと思います。

2015/03/24 12:41

 

 

杜氏の知見をデータ化して、杜氏に頼らずとも均一な品質の日本酒を作るというのはまさに日本らしさのでた取り組みで、高価格でも受け入れられるうまい日本酒を作るという努力が素晴らしいと思います。

これはたぶんパッケージ化されて、他の中小の日本酒製造会社にも外販されいくような展開になるのではないでしょうか? 業界の課題として杜氏の高齢化で世代交代が進まなかったり、同一品質の日本酒を作り続けることが難しいというのは共通しているはずです。

この取組を一歩進めれば、どんな米にどんな酵母を合わせ、水の種類 とか掛けあわせて、どういった味の日本酒が出来上がるのかを予測するようなシステムも組めるようになるのではないかと予想します。ビックデータ解析とか人工知能の基盤が整って来ていますから、近い将来そういう展開もあるはずです。実現されれば売りたい先の嗜好に合わせた日本酒の開発なんてこともありそうですね。

うちの県では、各日本酒製造会社さんで社長の世代交代が進んで、横のつながりを作りながら県内の日本酒の素晴らしさを対外的に発信する取り組みが行われています。中には日本酒っぽくないラベルにしてみたりネーミングにしてみたりと様々な工夫をされているところもありますし、一時期に比べると業界全体が盛り上がっているのではと感じます。これはこれでうちの県らしいアナログな取り組みなので続けてほしいと思います。が、いずれは獺祭の旭酒造のような取り組みもチャンレンジするようなことがあってもいいのではないでしょうか。

日本酒も各地方ごとに特色の出せる名産品なので、競争力のある県は産業振興という点からも積極的に支援をするべきだと思います。

それにしても、日本酒製造に最新のITが活かされているというのは良い事例ですね。

今日はここまで。