ふるさと納税にはしっかり取り組んでほしい
どうも、
近頃話題の「ふるさと納税」。本を出して一儲けした人かもいらっしゃいますね。先日もNHKの朝のニュースでいくつかの自治体の取り組みが紹介されてました。
積極的な自治体は、寄付の半額程度をその地方の名産品でお返しするという事をしてます。なかにはカタログを作って好きなお返しを選べるようにしている自治体もありました。
消極的な自治体は、せいぜい広報誌と御礼の手紙を送る程度。なんでも一過性の寄付になって自治体間で競争が生まれる状況は良くないと考えるからだそうです。
ちなみにうちの地元は今のところ消極派で、議会で積極的に取り組むべきではないかという提言がなされて議論が始まったところです。これまで消極的だったのは、寄附行為をした人に対してお返しをするのは非礼に当たると考えているとの首長の意見でした。
考えてみれば、地元を離れて暮らしている人たちには、特に老齢になってくるとなんとか故郷に恩返ししたいと考える方がたくさんいらっしゃるのではないでしょうか?私もまさかUターンしてくるとは思わなかったのですが、東京時代は帰省するたびに廃れる街を見てなんとか支援できないかと考えていたものでした。
国としても確定申告などの制度を簡略化して積極的に推進する方向のようですから、この施策に乗らない手はないと考えます。
地元は収入が入り、かつ名産品をPR出来る、寄付する人は気持ちを伝えられる上に名産品が手に入りしかも住民税が減税されるというwin-win の関係ですし、名産品として地元の自治体に商品を取り扱ってもらえる地元の会社も宣伝効果抜群です。
一過性の寄付になったり、お返しの競い合いにならないようにするには、やはり地元出身者を中心に、毎年お返しの品を変えて(選べるようにして)運営していくというのが中心になるかと考えますがいかがでしょうか?
栄えている地域にだけ税収が集中する状況を避けるためにはこの制度はありだと思います。
あとは、せっかくの寄付ですから、どのように使われたのかしっかりと報告していくとか、新たな寄付者の獲得のために広報活動を行っていくのも、この制度の継続には重要だと思います。
うちの地元もしっかり取り組めばいいのに。
今日はここまで。