地方生活を快適に過ごすための徒然日記

地方の視点で様々な雑感を綴ります

地方暮らしの雇用環境

どうも、

地方で暮らそうとした時に一番苦労するのが仕事探しです。さすがに自給自足するような暮らしは出来ないでしょうから、何かしらの仕事を見つけるか、自分で作り出すしかありません。

自分も、地元に戻ってきた当初は全く仕事が見つからず、半年ほど探す羽目になりました。2010年当時って全国的に不況の嵐が吹き荒れてましたし、地方は輪をかけて仕事がなく、しかも年齢が40半ばだったこともあり、それは仕事探しは苦労しました。

ハローワークに通う中で言われていたのは、

1. 東京みたいな求人はありません。 (そんなの言われなくともわかります)
2. やはり35歳以下の若い人を求める傾向が強いです

という2点でした。 県でUターン就職の斡旋もしてたのですが結局見つからず、コネがあるわけでもなかったので本当に苦労しました。

あと、地方だと介護関連の求人はやたらあるのですが、他の業種の求人も含めて、条件面でも待遇面でも驚くようなものばかりでこの先どうなるのか一時は不安になりましたが。。

今は手に技術のある人であれば、ネットを介して仕事を探すことが出来る環境も整いつつありますので、状況は変わるかもしれませんが、例えばWebサイトの制作とかプログラミングなんてなると、場合によっては全国の人だけではなく、全世界の人と競うことになるので単価が下がり続けることもあると思います。

出来れば東京時代の経験と人脈を活かせるような仕事ができれば理想なんでしょうが、日々の生活を考えると、とりあえず稼ぐということを優先して我慢して働くケースというのもありそうです。

若者の雇用ばかりが問題視される機会が多いのですが、地方は中高年の雇用問題というのも大きいと思います。地方創生を言うのであればUターン・Iターンをしても稼げる環境を作ることが大事なのではないでしょうか?

求人する側も気をつけなければいけないのは、地方で若手ばかりを求人しても人がいないという現実に気が付き、年齢に関しては妥協するべきではないかということです。

いい年して人に頼らず起業しろっ! とたしなめられそうですが、起業も向いている人とそうでない人がいますからなかなか難しいです。 行政や商工会議所で起業塾的なものをよく開催してますが、あまり成功した話は聞いたことがありません。たぶんやりっぱなしなんでしょうね。

少し長くなりましたが、自分も将来の心配をしながら進む道を模索していきたいと思います。

今日はここまで。