地方はインバウンド観光客の恩恵を受けることが出来るか
どうも、
訪日外国人の数が2014年に1300万人を超えたということが話題となっていましたが、こういうインバウンド観光客の恩恵を地方が受けることはなかなかハードルが高そうです。
ご察しの通り、人気のある都道府県といえば東京・京都・大阪と続くようで、おそらくその間を移動するときに富士山に立ち寄ったりというようなルートになるんでしょうね。
うちの地元(県全体)への訪日外国人は県全体で30,000人程度という統計があるようで、2011年の震災前の50% にも満たないような数字だと聞いています。
この絶望的な数字は、やはり交通の問題もありますが、海外の方に魅力が伝わっていないことや受け入れの体制が整っていないということが大きいと思います。
それ以前に、観光や物産の魅力が整理しきれていないという点もあるかもしれません。というのも、インバウンドの訪日外国人の方以前の問題で、日本の他の地域の方がどれだけ来てくれているのかという点も気になるからです。
リピーターになる訪日外国人の方であれば、よりディープな日本の田舎を体験してみたいと思ってくれるでしょうし、そういう何度も来れる方っていわゆる富裕層になるでしょうから、そういった人たちにうまくアプローチする仕組みが必要ではないかと思います。
観光資源がない地方なんてありえないでしょうから、まずはきちんと整理して発信する仕組みを作ることが大事だと思います。
受け入れに関しては、まぁまずはカタコトでも英語でお互いがコミュニケーションを取れればなんとかなると思います。とは言え、何度も来る人となると近隣諸国(ASEAN の範囲かな?)となると思うので、英語以外の多言語を話せる人材の確保も必要になるかもしれません。
うちの地元の県では、チャーター便を使ったインバウンド観光をいろいろ模索しているようですが、出来れば近隣各県と連携して観光ルートの開発をしてもらいたいものだと思います。
こういうのも地方間で競争になるんだろうなぁ。。
今日はここまで。