地方生活を快適に過ごすための徒然日記

地方の視点で様々な雑感を綴ります

青森県のICTを利用した活性化の取り組み

どうも、

青森県が進める、「新時代ITビジネス研究会」なる取り組みがアスキーで紹介されていた。

 


ASCII.jp:青森のITが熱い!2年間走り続けた「新時代ITビジネス研究会」 (1/2)

 

どうやら、県が音頭を取って進めているプロジェクトのようですが、正直こういう事例があるとは知らなかったので興味深く読むことが出来ました。

とにかく全国を相手にして、早く売上を立てるとか、アジャイル方式で素早くリリースしていくことは正しい方向だと思います。

展示会に出向いて販売代理店の開拓をしたようですが、このあたりはおそらく補助金が使われているのではないかと想像します。まぁ、事務所の費用や開発費用も肩代わりしていたら、損益点が低いので早晩行き詰まりそうですが、こういったマーケティング活動に補助を受けるのはギリギリありだと思います。(私は補助金否定派です)

製品のコンセプトを固めて外注化して開発ということですが、これも地方らしい発想だと思います。Skype が大活躍したようですが、これはうちの事務所でも一緒ですね。通信費削減には必須です。

こういった取り組みがあるのも、県が方向性をきちんと見据えて、どの領域で地方が勝負をしていくべきかというところの決意が見えるからこそだと思いますので、青森県はその点では良い見本だと思います。

記事では、地域課題の解決へのICT活用についての事例は紹介されてないですがおそらく取り組んでいる研究会メンバーがいることでしょう。

出てきた成果は、他の県にも売り込んでいくことになるでしょうから、似たような考えを持つ自治体はスピード感を持って競争環境を整えるべきですね。

こういった取り組みも地方間での競争です。


今日はここまで。