ニッチを独占するという手法を地方間競争に応用できないか
どうも、
先週放送のワールドビジネスサテライトで、『ゼロ・トゥ・ワン』の著者で、シリコンバレーを代表する起業家、投資家の1人であるピーター・ティール氏のインタビューを見た。
氏は、PayPalの共同同業者であったり やYoutube やTesla などの名だたるスタートアップに投資をしたという素晴らしいビジネスセンスの持ち主です。
興味深く聞いた話しは、ベンチャーを起業するときには、ニッチで独占できる分野を狙うのが成功確率が高いということでした。 あとはどんな仲間とやるのかも大事だと言ってましたが。
このニッチをまず狙ってどこを独占するという手法は、地方創生にも活かされるのではと直感的に思ったのですがいかがでしょうか? 他の自治体も簡単に真似のできそうな分野で競争することになればお互い潰し合いになるだけです。
USP(ユニーク・セリング・ポイント) をきちんと抑えた上で、そのUSPが響く層に対して働きかけていくのが、弱小自治体に求められる戦略ではないかと思います。
どういうチームを組んでいくかという問題は残りますが、地方でも人材はゼロではないでしょうから、シティセールスをするのであればコミュニティーリーダー的な人たちを選りすぐってリーダー層を構成して、実働部隊はかき集めればそれなりに整うのではないでしょうか。
もしコミュニティーリーダー的な役割を果たす人がいなければ、外部からスカウトしてきて地元民を育ててもらえばいいと思います。
産業分野や観光分野では地元の資源は決まってますので、いかにニッチになれるかを知恵を絞るしかないでしょうね。
ただ、ここ2-3年は、様々な団体がお互いに協力しながらいろんなイベントを仕掛けるような動きもありますので、一過性に終わらないように頑張っていただきたいものだと思います。
果たしてうちはイベントの街としてやっていくのか??
今日はここまで。