地方生活を快適に過ごすための徒然日記

地方の視点で様々な雑感を綴ります

マーケット感覚を持ってふるさと納税に取り組むべき

どうも、

以前書いた、ふるさと納税の活用について、やっとうちの自治体でも2015年度の予算がついて取り組むことになったうようです。

 

ふるさと納税にはしっかり取り組んでほしい - 地方生活を快適に過ごすための徒然日記

 

 

やっとスタートラインに着こうとしている手前に来たわけですが、取り組むことになる公務員の方には是非マーケット感覚を持って取り組んでいただきたいと思います。

ちきりんさんの
マーケット感覚を身につけよう---「これから何が売れるのか?」わかる人になる5つの方法

 

 

 

にも書かれていますが、ふるさと納税は全国の自治体が税金を奪い合う画期的な取り組みで、価値を提供できる自治体がより多くの寄付を得ることが出来ます。

およそ寄付の半返しをするのが相場かと見受けられますが、そこは知恵を絞って頂いて、寄付する人に対して圧倒的な価値を提供して満足してもらい、その一方で使える寄付を最大化するように返礼品のコストを抑えるという対策が必要です。

返礼品に関しては、寄付を受ける自治体側が決めることが出来るわけですから、どういったものが寄付者の琴線に響くのか、しっかりとした目を持って見極める必要があります。

もちろん、地産品のPRとして割り切るということであれば、返礼品が寄付金に対する返金率の高いものになることもあるでしょうが、せっかく寄付をいただけるのであれば、使えるお金を最大化したほうが、自治体にとってメリットがあるのではないでしょうか?

寄付をいただける方に対して、寄付をすることのインセンティブを与えるような物であったり・体験だったりすれば、ファンになっていただき継続的に寄付を得ることも出来る可能性もあるわけで、お得度だけで勝負する自治体とは一線を画すことができるわけです。

果たして、うちの自治体はどうしていくのか見守って行きたいと思います。

別記事でも書いた マーケットインの発想の持ち込みも重要だと思います。

 

地方の特産品にはマーケットインの発想を - 地方生活を快適に過ごすための徒然日記

 

 

ちなみに、冒頭で紹介したちきりんさんの本は、論理的思考と対角にある感覚を身につけるという点では、何回か繰り返して読むべき良書だと思います。皆さんにも一読をオススメします。

 

 

 


今日はここまで。