クラウドファンディングは地方のプロジェクトにも向いている
どうも、
地元は、土砂降りの雨の中、県議会議員の選挙戦が始まり、各陣営の宣伝カーが走り回っています。選挙の時くらいしか関わらない人たちに支援のお願いだけされてもな~と冷めた目で見てますが、一有権者としてはしっかりと一票を投じることが責任だと思うので、きちんと候補者の見極めをしたいと思います。
ところで、今日はこんな記事を見つけました。
クラウドファンディングを使った、鉄道遺産の保護ということで、募集目標は234万円だったようです。ここで使われたREADYFOR? というサイトでは高額部類に入るようですが金額としては小さいですよね。
北海道の案件なので、地元とを中心とした広報活動が実を結んだようで、しっかりと資金を集められた成功事例となったようです。趣味的な意味合いも深いので鉄道ファンの人たちにとっても魅力的な案件だったのではないでしょうか。
この類の趣味的要素が強い資産や景観の保護には、クラウドファンディングは有効だと思いますので、こういったサイトが有ることや案件がしっかりと告知されることが成功の鍵ではないかと思います。
クラウドファンディングは、ある意味ふるさと納税と似たようなものではないかと考えますがいかがでしょうか? 魅力のあるプロジェクトに賛同する人から寄付を受けるという行為という意味においてです。記事の筆者が考えるところでは、クラウドファンディングには、「投資型」「購入型」「寄付型」がある ということですが、基本的な理念としては「共感する」というのがベースになると思いますから、いかに魅力的なオファーができるかの知恵比べになると思いますし、場所に囚われることなくできるという点でも、地方間(案件間)での寄付金の獲得合戦にだと思います。
つい先日、うちの県で第三セクターの鉄道会社が、新車両の購入代金1.5億円の寄付を集めようとしているニュースを見ましたが、その一部でもこういったクラウドファンディングのような仕組みを使って集めようとしているか気になります。風光明媚な沿線を走るので県も支援してますが、赤字垂れ流し路線なので存続の危機に立たされているようです。そんな中での新車両ということですからハードルは高そうです。沿線自治体にうまく働きかけられるか行方を見守りたいと思います。
今日はここまで。