地方生活を快適に過ごすための徒然日記

地方の視点で様々な雑感を綴ります

先達の包容力は大事だと思います

どうも、

ついさっきまで震災の際に被害が甚大で、人口減少率が日本一という女川町
の特集がテレビで放映されてました。アンケートだと約80%の住民が復興が進んだと実感しているようです。

町長は就任当時39歳の若手で、新しい街づくりも行政主導ではなく、同世代の住民が主導して進めたという特集でした。

壊滅的な被害を受けた女川町なので、ゼロベースから街づくりを考えることが出来たというのもあったと思いますが、若手(と言っても30代から40代前半) が先達ならどういうふうに考えただろうかと責任感を持って決断を下しながら新しい街をつくり上げる姿は非常に感慨深いものがありました。

翻ってわが町、仕事での会議のこと。もう先達と言っても過言ではない方が、若手に道を譲り育てるということを拒否する発言連発で情けないことこの上なし。 本人たちもそれなりの覚悟を持って組織を引っ張る覚悟であれば良いのですが、発言内容を聞いても自分たちの身分の保証など保身のための居座りを続けられるおつもりのようです。

うちの自治体は人口約60,000の弱小ですが、中途半端に壮年世代にプライドがあるのが衰退の最大の原因だと思います。責任を取らないは若手に権限を移譲しないではどうしようもないでしょう。本当に一度壊滅したほうがいいと思います。

呆れたのは、現役世代にハッパをかけるのが壮年世代の役割で、自分たちは決して実働部隊ではないという責任転嫁も甚だしい発言でした。衰退する街の現状を見ればどの世代に責任があるのかは明らかなわけですし、その事実に対して責任を感じないという態度は、もう論外という言葉の外にあるのではないでしょうか。

こんな無責任な人たちが幅を効かせて自分たちの保身に走っているうちはうちの自治体の未来は果てしなく暗黒の闇が漂います。

ホント、人材の問題は地方ほど格差があると情けないと思いました。

女川町の方々には、さらに復興が進むように住民主体で努力をしていただきたいと思います。

うちは一回滅びるしかねぇぇな。。。

今日はここまで。