地方生活を快適に過ごすための徒然日記

地方の視点で様々な雑感を綴ります

産直施設こそ地元民の公設市場へ

どうも、

近隣自治体にある、地域JAが母体となっている産直施設が年間売上2.5億円を超えたらしい。毎年売上は右肩上がりで推移してきたようで、この不況下において素晴らしいことだと思います。

ちなみに、この産直施設は自治体のHPで紹介されているだけで、自分たちのHPなども持っていませんが、近隣自治体の人は安くて新鮮なものを求めて訪れる構図が出来上がっています。特に連日朝イチから午前中にかけては駐車場が常に満杯状態で施設の中に入りきれないような人出で賑わっていると聞きました。実際、自分の休日に通りかかることがありますがホント混んでます。

 

産直施設というと、よく道の駅の中にあったりして、観光客もターゲットにしている場合もありますが、こちらの場合はまったくもって地元密着で地域住民のための台所的な位置づけにしているのが素晴らしいと思います。

 

お祝いのセレモニーには、100名程度の関係者が出席という新聞記事でしたが、実際の生産者がどれくらいいるのか気になります。ただ右肩上がりで推移してきたことを考えると、農家の方々の参加者も増えているだと思いますので、立派な地域活性化施設だと言えるのではないでしょうか。

 

農業が主要産業の自治体にその施設がありますが、うちの自治体からも車で20分程度で行けるので近隣からの集客は相当なもので外貨獲得という役割も果たしていると思います。ただ、JAが母体ということで売上金がどう流れていくのかちょっとわからないですが、少しは地元も潤うことでしょう。

 

この自治体さんでは、他にもレストランが併設されている産直施設や、道の駅なども持っていらっしゃいますが、この産直に徹している施設ほど混んでいるわけではないようです。これは施設が目的をはっきりとさせてブレない活動をするほうが結果が出やすいということに通じるものがあるのではないでしょうか。

 

うちの自治体でも道の駅構想が話されているようですが、観光客をターゲットにするよりも地元の人達が集まる公設市場的な機能をしっかりと持ってくれればいいのではないかと、今朝のこの新聞記事をみて思いました。

 

今日はここまで。