地方生活を快適に過ごすための徒然日記

地方の視点で様々な雑感を綴ります

もっと考えた起業支援が必要なのに、、、

どうも、

今年度の市の予算を解説した資料が広報誌と一緒に配布されてきました。起業支援もやるらしいという話は前からあったので支援内容はともかくとして、少し踏み込むのかなぁという淡い期待はあったのですが、、、

 

ビックリしました。

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起業・新商品開発・新規分野参入・販路開拓支援事業補助金
上限額100万円で、4事業5件まで

しかも5月8日までの応募が必要なんだそうです。


これって、去年辺りから準備してないと無理ですよね。 なんで通年募集にして採択件数を増やすとかしないのか全く意味がわかりません。


で、もうひとつは起業相談窓口だそうで、こちらは事業計画診断・経営全般・販売マーケティング。ビジネスマッチング・商品開発・各支援制度の情報提供 というのを外部コンサルタントに丸投げするみたいです。どうにも形だけ整えました感が歪めないのですが、これは支援なのでしょうか?


前も書いたと思いますが、地方で起業しようとするときに必要なのは、ビジネスモデルの構築からであって、個人などでは起業アイデアを出せるような環境にはないと思います。
ビジネスモデル・ジェネレーションというフレームワークがありますが、こういったワークショップのファシリテータを呼んで、ビジネスモデル構築の勉強会を開いたほうがよっぽど起業の可能性があるのではないと考えます。

 

 

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

 

 


市もただ予算つければいいってものでもないし、議会も内容がそれでいいのかしっかりと審議してほしかったですね。。これでは税金が無駄遣いされるだけで何も成果は出ないと思います。 得するのは、仕事を委託されたコンサルタントだけになりそうです。


今日はここまで。